優しい声 〜heabens ladder〜



ある日 目が覚めた僕は 誰もいない 雲の上にいたんだ
辺りを見渡してみても 雲はこの一つだけだった

あーそっか 僕はきっと負けてしまったんだね みんなごめんね…

でも少しはホッとしているよ もう甘えることはできないけど
こらえた涙を流してもいいなら 僕はここで一人でいい

いつも 窓から見ていた 僕を照らす まぶしい光
アツイと思っていた 太陽も意外と冷たいんだね

ねー君 僕を乗せて 飛んでくれないかな? 僕は軽いから

僕の細い手は 風になり 雨雲を消して 空は晴れて
光の声さえ聞こえそう ねぇ この空のどこが泣いているの?

どこへ 流れ たどり着くんだろう いつか この声届くかな?
浮かぶ 星に願って 「おやすみ」って
ねぇ 泣かないで これからは 一緒だよ ずっと…

僕を包み込む優しさが 溢れてこぼれて

空に広がって 降り注ぎ あなたの涙は消えていくよ
僕の大好きなその笑顔 いつも僕は見てる 一人じゃない
遠くから聞こえてくる 僕の願い 優しい声